紫に染まったこの俺を

世の中には似て非なるもの、ってのが多数存在すると思うんですけど、昨夜、うちのしずちゃん(母です)がやらかしてくれましてね。
TVで健康に関する番組を観ては、そのいちいちに反応してカラダに良いと言われるものばかり食べたがって困ってるんです。

今のうちのマイブームは「長芋オクラ納豆混ぜ」

まあ、そんな名前の料理があるのかは知りませんけれども、納豆にオクラを刻んですりおろした長芋と混ぜ合わせた「ねばねば料理」を食べさせられているんですよ、毎日。
健康に留意してくれてるんだな、って感謝の念を持たないといけないと思いつつ、毎日の事なのでいい加減うんざりしているところです。


――― で、昨日もせっせと「長芋オクラ納豆混ぜ」を作っていたしずちゃんが「アッ!」と叫んだので何事かと思ったら、「しょうゆ」と間違えて「カルピス巨峰味」を投入してしまった、と。
たしかに容器が似てるっちゃあ似てますけどね。
料理に入れてから気づくというのが、ほんとに、、、。






更に驚いたことに、カルピス入りの「長芋オクラ納豆」を洗ってどうにか食べようとしたんですよ、うちのしずちゃんったら。
もちろん、洗える料理じゃないのは明白。
だらだらドロドロと排水溝に流れ去っていく紫に染まった「長芋オクラ納豆」
しずちゃん、もう必死なワケ。
それを見た瞬間、脳裏に高畑充希「紅」ならぬ「紫」を絶唱している図が浮かびました。


”紫に染まったこの俺を慰める奴はもういない――― ”


「もう、諦めなよ」って諭したら、「うん、もうダメだね・・・」って、一品おかずが減ったことにがっくりと肩を落とすしずちゃん
いや、おかずが一品減ったことより、カルピスを投入してしまった自分のあまりの呆け具合にがっかりしていたみたいです。
「間違いに気づかずテーブルに並べたら呆けたと思うけどさ、間違いに気づいたんだからまだ呆けてないってことだよ!」
――― って、慰めておきましたから。